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をつくしてみせたてまつり給はぬことをなんおほしける池のいをゝ左少将取蔵🔗
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人所のたかゝいのきたのにかりつかまつれる鳥ひとつかひを右のすけさゝけて🔗
しん殿のひんかしより御まへにいてゝみはしの左右にひさをつきてそうすおほ🔗
きおとゝ仰こと給てゝうしておものにまいるみこたちかむたちめなとの御まう🔗
けもめつらしきさまにつねのことゝもをかへてつかうまつらせ給へりみな御ゑ🔗
いになりて暮かゝるほとにかく所の人めすわさとの大かくにはあらすなまめか🔗
しきほとに殿上のわらはへまひつかうまつる朱雀院の紅葉の賀れいのふる事お🔗
ほしいてらる賀皇恩といふものをそうするほとにおほきおとゝの御おとこのと🔗
をはかりなるせちにおもしろうまふうちのみかと御そぬきて給ふおほきおとゝ🔗
おりてふたうし給あるしの院きくをおらせ給てせいかいはのをりをおほしいつ🔗
  色まさるまかきの菊もをり〱に袖うちかけし秋をこふらしおとゝそのお🔗
りはおなしまひにたちならひきこえ給ひしをわれも人にはすくれたまへるみな🔗
からなをこのきはゝこよなかりけるほとおほししらるしくれおりしりかほなり🔗
  むらさきの雲にまかへるきくのはなにこりなきよのほしかとそみるときこ🔗
そありけれと聞え給ふゆふ風のふきしくもみちの色〻こきうすきにしきをしき🔗
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たるわた殿のうへみえまかふにはのおもにかたちをかしきわらはへのやむこと🔗
なきいへのこともなとにてあをきあかきしらつるはみすはうゑひそめなとつね🔗
のことれいのみつらにひたい斗のけしきをみせてみしかき物ともをほのかにま🔗
ひつゝもみちのかけにかへりいるほと日のくるゝもいとおしけなりかくしよそ🔗
なとおとろ〱しくはせすうへの御あそひはしまりてふんのつかさの御ことゝ🔗
もめす物のけうせちなるほとにこせんにみな御ことゝもまいれり宇多の法師の🔗
かはらぬ声も朱雀院はいとめつらしくあはれにきこしめす🔗
  秋をへて時雨ふりぬる里人もかゝるもみちのをりをこそみねうらめしけに🔗
そおほしたるやみかと🔗
  よのつねのもみちとやみるいにしへのためしにひけるにはのにしきをとき🔗
こえしらせ給ふ御かたちいよ〱ねひとゝのほり給てたゝひとつ物とみえさせ🔗
給を中納言さふらひ給かこと〱ならぬこそめさましかめれあてにめてたきけ🔗
はひやおもひなしにをとりまさらんあさやかににほはしき所はそひてさへみゆ🔗
ふへつかうまつり給いとおもしろしさうかの殿上人みはしにさふらふなかに弁🔗
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の少将のこゑすくれたりなをさるへきにこそとみえたる御なからひなめり🔗