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とりよりにけりと思けり北方このほとをみすてゝしらさらんもひかみたらむと🔗
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しつらひさはけは家はひろけれと源少納言ひむかしのたいにはすむをのこゝな🔗
とのおほかるに所もなし此御方にまらうとすみつきぬれはらうなとほとりはみ🔗
たらむにすませたてまつらむもあかすいとおしくおほえてとかく思ひめくらす🔗
ほと宮にとはおもふ成けりこの御方さまにかすまへ給ふ人のなきをあなつるな🔗
めりと思へはことにゆるい給はさりしあたりをあなかちにまいらすめのとわか🔗
き人〻二三人はかりして西のひさしの北によりてひとけとをきかたにつほねし🔗
たり年ころかくはかなかりつれとうとくおほすましき人なれはまいる時ははち🔗
給はすいとあらまほしくけはひことにてわか君の御あつかひをしておはする御🔗
有さまうらやましくおほゆるもあはれなり我もこ北のかたにははなれたてまつ🔗
るへき人かはつかふまつるといひしひかりにかすまへられたてまつらすくちお🔗
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きなしこゝには御物いみといひてけれは人もかよはす二三日はかりはゝ君もゐ🔗
たりこたみは心のとかに此みありさまをみる宮わたり給ゆかしくてものゝはさ🔗
まよりみれはいときよらにさくらをおりたるさまし給ひてわかたのもし人に思🔗
てうらめしけれと心にはたかはしとおもふひたちのかみよりさまかたちも人の🔗
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ともゝおほかりわかまゝこの式部のそうにてくら人なる内の御つかひにてまい🔗
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りにならひていとめてたく思ふやうなりと侍従もきゝゐたりけりさるはあふき🔗
の色も心をきつへきねやのいにしへをはしらねはひとへにめてきこゆるそをく🔗
れたるなめるかしことこそあれあやしくもいひつるかなとおほすあま君の方よ🔗
りくた物まいれり箱のふたに紅葉つたなとおりしきてゆへ〱なからすとりま🔗
せてしきたるかみにふつゝかにかきたるものくまなき月にふとみゆれはめとゝ🔗
め給ふほとにくたものいそきにそみえける🔗
やとり木は色かはりぬる秋なれとむかしおほえてすめる月かなとふるめか🔗
しくかきたるをはつかしくもあはれにもおほされて🔗
里の名もむかしなからにみし人のおもかはりせるねやの月影わさと返りこ🔗
とゝはなくてのたまふ侍従なむつたへけるとそ🔗